軍師官兵衛の子役と死体損壊罪

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法律・税務・士業全般
 今報道されている通り、死体損壊罪とは、刑法第190条に規定のある罪です。死体や遺骨、遺髪、棺に納められているものを損壊する行為を指します。死体損壊罪の法定刑は3年以下の懲役となります。

 この報道されている方が死体損壊罪で逮捕されているのは、以下の理由によります。例えば、強盗、殺人などの罪がありますが、これらと、死体損壊罪は別の罪になります。従いまして、そこに死体があれば、事故でないのであれば、事件となります。当然誰かが罪を犯したのですが、これが誰かは今ははっきりわからない。しかし、死体損壊については、逮捕するだけの十分な理由があった。そうであれば、まずは死体損壊で逮捕します。そして調べます。もちろん死体損壊を調べるということは、なぜ死体になったのかという点も調べることになるので、この死体損壊から、殺人などの罪がわかることもあります。
そのために死体損壊の罪で逮捕するということになります。

この場合、両者は別の罪なので別々に考えます。二つの罪が成立することもあります。単純に両者の罪の重さ、長さを足すわけではありません。

南本町行政書士事務所 特定行政書士                   
                                 入国管理局認定申請取次行政書士 西本
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