表情の作り込み

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前回は素体の頭部を造形し、大まかに目鼻などのパーツを配置しました。
今回はその続きとして、各部をしっかりと作り込んで表情を持たせていきます。

前回よりもう少し造形を進めた、下記の状態からのスタートです。
IMG_4700.jpeg


……

………

顔、変わってない?

…と思った方。

正解です。

実は、当初作ろうと思っていたキャラクターとは違うキャラクターにチェンジしております。

もともとは「水星の魔女」のスレッタ・マーキュリーを作ろうと思っていたんですが、
最近お気に入りの、全然別のキャラクターが、
割とスレッタと目鼻立ちや雰囲気も似ているなーと気づきまして、
思い切ってシフトチェンジいたしました。
(スレッタさんはまたの機会に、ということで)

まあ、
ご依頼をいただいて製作する場合は、もちろんこんなことはあり得ないのですが、まあ自分のために作っているので、こういうのもアリかな、と。
それと、このブログのアクセス数を見てると、
びっくりするくらい
全然まだ閲覧されてないので、
これくらいの柔軟な展開があっても、特に問題ないかも、と思った次第です。

まあ言い訳はこれくらいにしまして、
とにかく作ってみたいキャラクターを見つけてしまったので、自分に正直に、楽しく作り進めてしまおうというわけですね。
ものづくりにおいて大事なことだと思います。

さて、まずは目の作り込みから。
特にまぶたに特徴があるキャラなので、まぶたを造形していきます。
IMG_4701.jpeg

黒の粘土で瞳を入れて、その上からまぶたを被せます。
向かって左側は瞳を入れただけ、右側がまぶたを被せた状態です。
このままだと腫れぼったい感じなので、まつ毛をくっつけていきます。

まつ毛を入れる際に、個人的にこだわっているポイントとして、
下から見上げたときにまぶたと瞳の間に肌色が見えないように気をつけています。
↓ちょっとわかりにくい写真ですが、
IMG_4710.jpeg

向かって左側は、まつ毛と瞳の間に隙間があり、
肌色(まぶた)が見えています。
正しい人体の作りを考えてみますと、
まつ毛はまぶたに生えているものなので、この状態が正しいのですが、
造形物として見るとどうもこの隙間が気になり、余計な表情を生んでいるように思えて、
右側のようにまぶたの下部を完全にまつ毛で覆うようにしています。
アニメや漫画を見たときに受ける印象に近い造形になるようにしているわけですね。
もちろん、原作となるキャラクターがまぶたが見えているほうが「らしい」表現になっていれば、そちらに合わせます。

というわけで、少し細かい?こだわりを紹介しましたが、
作りながら色々な角度から見て調整を繰り返し、時にはこだわりを撤回して作り直したりもします。

で、完成したのが↓のような状態です。
IMG_4715.jpeg

特徴的な瞳のハイライト、下がり眉、
口の中には(見えにくいですが)舌と八重歯を作り込みました。

…もうだいぶ「らしい」ですね。
このキャラをご存知の方が見れば、八割方正解されるんじゃないでしょうか。
それくらい、緑の眉や特徴的な目の表現が、うまくいってるように思います。

この後は髪の作り込みと、同時に体の各パーツも同時進行で進めていこうと思います。
もうそろそろ次回あたりで、有料コンテンツも試してみようかな?


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