【具体と抽象】学びを深める方法

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ビジネス・マーケティング
今回は、学びが深くなる考え方を出来るだけ分かりやすく解説します。
伝えたい事は、具体と抽象の往復です。
これを説明するために、具体とは?抽象とは?を先に解説します。

■具体的
まず、具体的とは?を考えます。
具体的とは、細かく何をしているか分かるような話です。
ラウンドサービスを例に挙げて説明します。

お代わりを聞く基準を教える時に、ジョッキに水を入れてこれぐらいまで減ってたら聞こうという基準を決める。
空の食器があったら下げる。
こういった事をラウンドして見て欲しいと伝えます。
これが具体的に伝えるという事です。


■抽象的
では、次に抽象的を考えていきます。
抽象的とは、物事を俯瞰してみる事です。
かみ砕くと、ざっくり見るといったイメージになると思います。
上で上げたラウンドを例に説明します。

飲みもの少なくなってたらお代わり聞こう。
食器空いてたら下げよう。
といった感じです。
同じことを言ってるのですが、こっちの方はあいまいですよね。
これが抽象のイメージです。


■具体と抽象の往復
このブログを読んでくれている方は、いろんな記事を見ているのだと思います。
いろんな記事を読んでいると、なるほどなぁ~、すごいなぁ~といった気持になる事があると思います。
それをそのまま終わらせるのは、非常にもったいないです。

そこで、具体と抽象の往復です。

身近で、スターバックスを例に挙げます。
スターバックスでは、毎回ではないですが、カップに絵やメッセージを入れてくれることがあります。
あれって、特別感があって嬉しくなります。
あなたも、そんな経験ありませんか?

これを抽象化すると、お客様に対して特別感を演出するといった形に捉えることが出来ます。
次に、特別感を演出するためには?を、今度は考えるわけです。
そう考えると、カップにメッセージじゃなくても良いわけです。

自分の店の業態がカフェじゃなくて、レストラン、居酒屋等々色々人によって違うと思います。
でも、カップのメッセージを自分の店に活かせるんです。

さきほど、カップへのメッセージを特別感を演出するという形に、抽象化しましたよね。
これを、自分の店で出来る特別感を演出するという形で考えるんです。
すると、レストランや居酒屋であれば、伝票にメッセージを書くといった事が出来ると思います。

他業態のカップに絵やメッセージが書かれているという事例を元に、自店の伝票にメッセージを書くという取組に置き換える事が出来るんです。
そう考えると、世の中の色々な事が学びに繋がります。

繁盛店では何をやっているのか?
調査した時に、すごいな~で終わらせるのではなく、抽象化します。
すると、自分でも出来そうな身近な事に置き換える事も出来ます。

ちょっと小難しい話ですが、ご理解いただけましたでしょうか?
どうしても文字でお伝えするというのが難しい所があります。
もっと詳しく聞きたい。
この場合はどう考える?といった事があれば、サービス内のタイトルに関係なく相談は受け付けていますので、どうぞご活用ください。


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