退職代行

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コラム
2024年 5月15日 水曜日

人生
これまでの中で
一番鬱陶しかったのは
やはり退職を願い出る時で
事前に誰かに相談する事は無くて
いきなり
退職願(届)を提出するスタイル。

社会人になっての
二度目までの退職は
母の命令で
言う事を聞かなければ
何をされるのか わからない人なので
指示に従う他に
選択肢は全く有り得ず
三度目の退職は家出のタイミング。

22歳の秋に
母が一週間
奄美大島へ里帰り的な
油断を見せてくれた時に決行!
性別適合手術を決めた時よりも
深い決心だったと思います。
母からの逃避行。

当時は未だ
転職というモノに
世間的な風当たりは強くて
新たな面接では
「なぜ、会社を辞めようと?」と
答えづらい質問を受ける事が多く
なかなか転職の難しい時代でした。

今でこそ
「転職はステップアップの為。」と
CMでも応援していますけれど、
当時は
色眼鏡で見られる傾向が強くて
よほどの強心臓で無ければ
耐えられない壁でした。

それを私
何度 乗り越えて来た事か?
アルバイト的なのを省いても
10回程 転職しています。

だから、
履歴書は
まともに記載すると
欄を食み出しちゃうので
改竄記載で
適当に誤魔化していました。
そこで
都合よく使ったのが『家出』期間。
何もしていなかった訳では無くて
適当なアルバイトをしていた事にして
空白期間を作って
履歴書を作成していました。

時には
「転職が趣味です。」などと
朝礼時に挨拶したり・・。
若かった頃は
色々 やっていたんだなぁ・・。

それが最近では
『退職代行』ですよ。
流行っていますね~。
時代ですわぁ。
勿論
料金は掛かるけれど
退職する旨の伝達を
代行してくれるんですよ。

いいなぁ~
若い頃にあったら
私も使っていたかも・・。
異論 あるっしょ?
「そんなもん 自分で言え!」とか。
でもね、
言えない空気もあって
辛い処よ。

私は乗り越えて来た世代だけれど
就職難の今
そんな簡単に
退職しちゃっても イイのかな?
とは思います。
これから先は
どんどん
海外から入って来られる他人に
仕事を取られちゃう筈だから

また、
高齢者の再雇用が
ますます増えます。
その波にも耐えないと・・。


「運」を持っているか?
「運」を持っていないか?
そこも見極めないと 大変よ。

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