小さな成功体験を忘れないでいること

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私たちは誰でも皆何らかの「成功体験」を持っています。
しかし年齢を重ねていくとそれらを忘れてしまいます。
世の中には自分の思いのままにならないことがある、ということを学んだ代償として。

そして、いつしか「自分の人生はこんなものだ・・」と諦めてしまいます。
これが良い諦めならばいいのですが、他人を妬み、自分の人生をいつまでも悔やみ続けてしまっていたら・・・もう目も当てられません。
ちなみに「良い諦め」とは「自分の人生は人から見たら取るに足らないものでも、自分なりに満足していて幸せだった」と思えることです。

多くの人たちから称賛され、羨ましがられるような「大きな成功」を成し遂げられるのはごく限られた一部の人だけです。
その成功者の話を聞いたり評伝などを読んで、自分の成長の糧にするのならいいのですが、成功者を妬んだり足を引っ張ったりする人がいつの世も一定数存在します。
特に昨今はSNSの利用者が激増して、個人の「怨念」のような負の言動が容易に拡散されるようになっています。

人は「ないものねだり」ばかりしていては幸せにはなれません。
いつまでも、人の目を引くような成功を追いかけていても多くの場合無駄な時間の浪費となります。
誰もが持っている「小さな成功体験」を自分の人生を実りある豊かなものにするための道具にすればいいと思います。
発想の転換も時には必要です。

巷に溢れているビジネス書では、「成功体験を忘れろ」的なものが目立ちます。
特に日本経済の凋落が止まらなくなってからは特に増えてきているように感じます。
確かにいつまでも過去の栄光に縋っていてはどうにもなりません。
成功体験に固執し、こだわり続け、その成功モデルを変えないままでは悪い結果を招くだけです。

私が言いたいのは、小さな成功体験を忘れないでいて
・・・ということなのです。
大きな成功は小さな成功の積み重ねで成るものです。
仮に大きな成功を成し遂げられなくても、小さな成功体験が自分にも幾つもあったと記憶しておくことで、自己肯定感が高いまま保たれます。
このことが大きなポイントなのです。

そしてその結果として・・・
「私ならできる」
「なんとかなる」
という思考様式であらゆることに対することができるようになります。
うまくいかないわけがない・・・と思いませんか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたにすべての善きことが雪崩のごとく起きます。

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