イメージを体現するということ

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こんばんは、PTmmaです。
昨日はこんな記事を書きました。よければ読んでみてください

 この記事に関連することになるのですが、我々人間は何か運動をする時はイメージを体現しています。この話は私が尊敬する二重作先生の著書、【可能性にアクセスするパフォーマンス医学】に書かれている話を引用させていただくのですが、【こぶしを強く握る】のと、【こぶしを石のように硬く握る】というのでは、後者のほうがこぶしは硬くなります。左手をパーに、右手をグーに、右手で左手をパンチします。この時に【思いっきりパンチを打つ】のと、【左手の20㎝後ろまでパンチを届かせるように打つ】のでは後者のほうが強くなります。同じ動作をしても想起しているイメージによって強さが異なるということです。

 医学をかじっている身ではありますが、読んだときにはすごいなと思いました。それと同時に単純な運動だけでなく、我々は仕事や課題に取り組むときも無意識にイメージを行い、それに基づいてパフォーマンスを行っているのだと気づきました。つまり、【同じ仕事】を行うにしても大きいイメージを持ちながら仕事をしている場合と、小さいイメージを持ちながら仕事をしている場合とでは発揮されるパフォーマンスが変わってくるということ。もっと言うと仕事を舐めるのではなく、リスペクトして取り組むと発揮されるパフォーマンスは高くなるということです。この程度の仕事なんか、とか、何で俺がしないといけないんだ、と思いながら仕事をしているとパフォーマンスは上がることはないと思います。これは私も実際に体験したことがあります。
 理学療法士をしているので運動や身体の仕組みについて学ぶことは多かったですが、そこから人としての在り方、謙虚でいることの大切さなんかも学ぶことが出来ています。

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