竹＆漆＆真田紐＆革細工でトートバッグを手作りします

里山資源を用いた一点物の手作り創作品。カスタムメイドを承り！

日本の伝統文化を受け継ぎながら、里山資源を主原料として、現代の生活を彩るバッグやポシェット、リュックといった雑貨を、独自に開発した技法に侘び寂に通じる和テイストを加え、一品ものとして手づくりしています。大きさや色や形などカスタムメイドも承ります。目指すところは柳宗悦が提唱した民藝運動の再興。もちろん全てが自然に還る脱プラスチックです。 ＊独自の技法 竹細工の籠や笊は竹の皮を薄く剥いで編み込むので、穴を空けると割れてしまうので、通常は針を通すことができません。しかし当方は皮を杯だのこりの身籤を袋状に編み、薄めた本漆を塗って折れにくくした上で、牛革を縫い付けるという他に類を見ないオリジナルな技法を確立しました。 ＊竹細工 古くは古くは縄文土器にも網代編みの跡が残っているという竹細工。茶道や華道の全盛期には、花器や籃胎漆器などがもてはやされ、多くの伝統工芸士や人間国宝までをも輩出しています。一方で里山では背負い籠や手箕など農具として継承されてきたほか、農閑期の内職として笊や篭が手づくりされ、プラスチック製品が出回るまでは、日常生活に欠かせない道具として重宝されてきました。現代では京都や別府で伝統的文化として受け継がれ、その素朴な美しさから外国人旅行者の土産物としても人気を博しています。 ＊民藝とは（日本民芸協会より～ 民藝運動は、大正15年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝（民衆的工芸）」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。