【教養としての読書】源氏物語③ 空蝉(うつせみ)

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こんにちは
みなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか?
我が家には昨日友達が来てパーティー、今日は同僚たちとテニスです。
仕事とプライベートのオンオフは大事ですからね。

さて、今回は「空蝉(うつせみ)」をご紹介。
源氏が17歳の時に、知り合った女性です。
前回ご紹介した雨夜の品定めの翌日、源氏は久しぶりに左大臣邸へ帰るが、方向が悪いため、途中で紀伊守(きいのかみ)宅へ泊ることにした。
紀伊守は、高齢の伊予介(いよすけ)の長男で、空蝉は伊予介の後妻。

空蝉には小君(こぎみ)という弟がいて、源氏は小君に空蝉に会わせてもらう。空蝉が一緒に寝ているお付きの者がお風呂に入っている隙を狙ったよう。
空蝉は人妻であるため、抵抗するものの、源氏は関係を持ってしまう。
それ以降、空蝉はかたくなに源氏を拒むようになる。

ある日、また小君の手引きで、こっそり空蝉の寝所に入った。
しかしいつもと比べて、ぽっちゃりとしている様子。
なんと空蝉は、源氏の来訪に気づいた途端、小袿(こうちぎ)1枚を残して、慌ててその場を去り、残されたのは軒端荻(のきばのおぎ)であった。
軒端荻は、伊予介と先妻の娘にあたる。
驚く源氏、しかしまるで最初から軒端荻が目当てだったかのように振る舞い、一夜を共にする。
悔しい源氏は、空蝉の小袿を持って帰る。







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