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【教養としての読書】源氏物語③ 空蝉(うつせみ)

こんにちはみなさま、GWはいかがお過ごしでしょうか?我が家には昨日友達が来てパーティー、今日は同僚たちとテニスです。仕事とプライベートのオンオフは大事ですからね。さて、今回は「空蝉(うつせみ)」をご紹介。源氏が17歳の時に、知り合った女性です。前回ご紹介した雨夜の品定めの翌日、源氏は久しぶりに左大臣邸へ帰るが、方向が悪いため、途中で紀伊守(きいのかみ)宅へ泊ることにした。紀伊守は、高齢の伊予介(いよすけ)の長男で、空蝉は伊予介の後妻。空蝉には小君(こぎみ)という弟がいて、源氏は小君に空蝉に会わせてもらう。空蝉が一緒に寝ているお付きの者がお風呂に入っている隙を狙ったよう。空蝉は人妻であるため、抵抗するものの、源氏は関係を持ってしまう。それ以降、空蝉はかたくなに源氏を拒むようになる。ある日、また小君の手引きで、こっそり空蝉の寝所に入った。しかしいつもと比べて、ぽっちゃりとしている様子。なんと空蝉は、源氏の来訪に気づいた途端、小袿(こうちぎ)1枚を残して、慌ててその場を去り、残されたのは軒端荻(のきばのおぎ)であった。軒端荻は、伊予介と先妻の娘にあたる。驚く源氏、しかしまるで最初から軒端荻が目当てだったかのように振る舞い、一夜を共にする。悔しい源氏は、空蝉の小袿を持って帰る。
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【教養としての読書】源氏物語④ 登場人物の紹介

初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)が、橿原宮(かきはらのみや)で即位したことを祀り、橿原神宮は「はじまりの地」として、知られています。こんにちは、ココナラドクターです。今年から何かを始めるみなさんも、そうでないみなさんにも、幸運がありますように!さて、今回は源氏を取り巻く女性陣のご紹介です。女性の数が多いですが、一緒に1人ずつ学んでいきましょうね!!①藤壺の女御(ふじつぼのにょうご) 源氏の父親である、桐壺帝(きりつぼてい)の後妻。 桐壺帝の先帝の第4皇女。 源氏の母親である、桐壺の更衣とそっくりの容貌を持ち、源氏からの求愛を 拒み切れずに、不義の子、のちの冷泉帝(れいぜいてい)を産む。 とても美しく、「かがやく日の宮」と呼ばれた。②正妻、葵の上(あおいのうえ) 左大臣の娘。もともと源氏の兄の朱雀帝(すざくてい)に嫁ぐ予定であった が、左大臣が源氏の将来性を見込んだため、16歳で源氏に嫁ぐ。 教養豊かな美人であったが、プライドが邪魔してか、源氏とは仮面夫婦であ った。夕霧(ゆうぎり)を生んだのちに没する。③女の嫉妬は恐ろしい、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ) 源氏の父親である桐壺帝の弟の妃であった。 20歳で未亡人となり、一人娘を育てる。 源氏に言い寄られ、関係を結ぶも、嫉妬心が強く、生き霊となって葵の上や 愛人などを、次々に殺してしまう。④一夜を共に過ごした、空蝉(うつせみ) 年取った受領(ずりょう)である伊予介(いよすけ)の後妻。 受領とは地方官のことで、貴族ではあるが、身分は低い。 源氏に押し切られて一夜を共にするが、夫の死後に尼となる。 知的であるところに源
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