メキシカン・ハンモックの歴史

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こんにちは、ハンモック・アンバサダの Yoshimi です。

今日はハンモックの歴史についてお話ししたいと思います。

ハンモックって、木と木の間にぶら下がっている網のような
ものですよね。
あれ、実はとても古い歴史があるんです。

最初に網のハンモックを使っていたのは、
カリブ海のバハマ諸島に住んでいたタイノ族と呼ばれる古代民族の
人たちだったそうです。
彼らは「ハマック」という木の繊維で網を作って、
木と木の間に掛けて寝ていました。

これが、アメリカ大陸を発見したコロンブス一行が見つけたことで
ハンモックが世界に広まっていったんですね。

ちなみに、「ハマック」という木はこんな感じです。
写真はネットでお借りしました。
hamacaの木.jpg


ハンモックは、ハイチ語で「ハマック」というそうです。

コロンブスたちは
魚を獲るための網は知っていましたが、
先住民たちがその網で寝ているのを見て、自分たちも試してみたんです。

すると、地面に寝るより気持ち良かったし、地面にいる虫から身を守れる
ことを知り、自分たちも寝具として使うようになったんですね。

大航海時代になると、船員たちは船の中でハンモックを使うように
なりました。
ハンモックは吊るだけで場所も取らないし、船の揺れもハンモックが
吸収してくれるし、快適だったんでしょうね。

それまでは船の床に寝ていたので、身体も痛かっただろうし船が揺れると
ゴロゴロ身体も動いていたと思われます。

今でも、温かいカリブ海地域の国々、メキシコ・ユカタン半島やコロンビア
などでは寝具として使われているんですよ。

ハンモックは国によって形や生地も違っていて、コロンビアのハンモックは
布地で出来ています。


メキシコ・ユカタン半島では、昔はエネケンという植物の硬い繊維を使って
作られていましたが、硬くてチクチクして触れると痛かっただろうなぁ、
と思います(^^;)

現在はナイロンやコットンの糸で編まれたものになっています。
そして、ここでマヤ民族の知恵が入ってきます。

彼らは魔法の網目を作り出したんです。

それは何かというと…
次回はその魔法の網目についてお話ししますね!(^^)
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