先生今日もお疲れさま。保健室においで!お話聞きます
先生だって弱音吐いていいんだよ。学校の不満もグチっちゃってね
2022年3月まで公立中学校の養護教諭(保健室の先生)をしていました
ちいこと申します。
定年までは、まだ少しあったのですが、ここで一区切りをつけようと思ったのは、
「学校ってほんとにおもしろい!
でも、ほんとにくだらないところだ!」
という気持ちが日に日に強くなったからです。
特に先生方の雑務は、やってもやっても終わらない
まさに、穴の開いたバケツで水をくんでいるような感じです。
保護者から、息子のジャージが見当たらない…という電話があれば、
教室から更衣室、部活動の活動場所まで探して、
保護者に電話で、どこをどんなふうに探して、あったとかないとかを報告する。
ホントは、自分で探しに来い!と言いたいですよね。
生徒から、LINEのグループチャットで仲間はずれにされたと相談されれば、
LINEグループのメンバーひとりひとりを呼んで、
どういうやり取りがあったのか、詳細に事の経緯を聞き出して、
生徒指導部会で報告、
LINEの使い方や友達との付き合い方を指導する
もちろん保護者にも連絡…。
これって先生の仕事ですか?
くだらないですよね。ほんとにくだらない。
他にやることいっぱいあるのに…
中学校では、部活動の顧問をしていたら、
土日2日間のうちの、少なくとも1日は、
出勤するのが当たり前ですね。
大会があれば、土日の休みは両方つぶれ、
翌日からまたいつもの一週間が始まる。
先生は、一体いつ心と体を休めることができるのでしょう。
そんな忙しい日々に、心のバランスを崩して、学校をお休みしたり
退職した先生を、30年ほどの間に10人以上見てきました。
学校現場は、それほど過酷な職場といえるでしょう。
それでも教師は、10のくだらない仕事を押し付けられても、
子どもにうれしいことを1つもらったら、
もうやめられませんよね。
教職は、麻薬のようです。
そして私も、そんな先生のはしくれです。
私は基本「学校」が好きです。
先生も、子どもたちも大好き。
がんばっているあなたの心と体が、
ちょっとでも元気になりますように。
あなたの頑張りが報われますように。
ひとりで泣かないでくださいね。
私にお話聞かせてください。
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