採血は嫌いです。

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コラム
以前、臨床検査技師の仕事について書きましたが、今の私の仕事でほぼ毎日行っているのが採血

痛いし、針刺されるの怖いし、血液みると気分悪くなるし・・。などなど
注射も採血も皆さん嫌いな方は本当に多いです。
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たくさん採血すれば慣れるというものでもなく、逆に採血すればするほど嫌になったり、怖くなったりする方のほうが多いです。

正直、採血する側の私も採血をされるのはあまり好きではありません。
実際に採血するのと採血をされるのは全然違いますし、採血業務を普段から行っているが故に自分が採血される時によくあるのですが
「あ・・・失敗されるな」と見ていてわかってしまうのです(´;ω;`)ウゥゥ 悲しい職業病です。

職業病でもう一つ。採血業務をしているとついついやってしまうのが
人の顔よりまず腕の血管をみてしまう。という職業病。
どういうこと?かといいますと
夏になると街中など皆さん半袖になり腕の露出が多くなります。
で、ついつい見てしまうのが人の腕の血管(笑)
「あ、あの人の血管(採血で)採りやすそう」や「あの人の血管はちょっと難しそう」とか「癖がある血管だな」など男女問わずついつい腕の血管を見てしまうのです。
実際に採血を採りやすいか採りずらいかは採血(駆血)をしてみないとわかりません。あくまでぱっと見の感じです。
でもこれは採血業務される方には共感していただけるんじゃないかな?

話がそれましたが、採血をされるのが嫌いな方はいっぱいいます。
それこそ多くの患者さんを手術している外科の医師はほんとに採血嫌いな先生が多いです。
中には逃げ回る先生や看護師さんに抑えられている先生などよくいます(笑)(ほんと先生達の採血は子供並みに大変なんです。)

では、そこまでしてなぜ採血をするか?
採血によって得られる検査データーが重要であり、多くのことが調べられるからです。採血量(検査内容により異なりますが)は大さじ1~2杯分がほとんどですが、その血液量から莫大な検査項目を検査できるのです。そしてそれらの結果から病気を導き出すことができるのです。
また、その結果から違う検査を選択して病気の確定診断を行う。
採血は痛くて怖い検査ですが病気の診断の為にはとても重要な検査なのです。

患者だけでなく医者も看護師も検査技師もみんな採血されるのは怖いです。
ですが、それ以上に得られる情報は多いのです。採血は嫌いでも全然いいです。でも、実はすごく大切なんだということは知っておいてもらえると嬉しいです。
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