内臓が逆？？？

前回の記事で右胸心のことを少し書きましたが簡単にいうと

右側に心臓あるということ。（厳密には少々違いますが）

元から右側にある人もいれば、右側心といって後から心臓が右側に引っ張られたような状態での人もいます。

元から右側に心臓がある方のうち5000人に1人ぐらいの確立で心臓だけでなく

内部の臓器が左右逆になっている全内臓逆位の人がいるそうです。

右胸心の時の心電図検査は通常の時とやや異なり左右を逆にするなどします。

左右逆にして記録することで通常の心電図波形を出すことができるからです。

なので、そこまで慌てることなくですが・・・。

問題なのは超音波検査。右胸心の方の中にまれにいる内臓逆位。

これが厄介(´；ω；`)ｳｩｩ

通常とは逆に臓器がある場合、操作する（検査する）向きから変えなくてはいけません。（通常の向きで検査を行うにはやりずらいため）

イメージしながら検査を行わないと混乱します。

私も過去に何回か内臓逆位の方のエコー検査を行ったことはありますが

右が左で・・・ﾋﾀﾞﾘｶﾞﾐｷﾞﾃﾞ・・・。これが厄介(´；ω；`)ｳｩｩ

ちなみにＣＴやレントゲンでは右胸心や内臓逆位はわかります。

ただだいだいの方は今まで病院にはかかってなく知らなかった。いざ、病院で検査して初めてわかる方が多いです。

右胸心であっても内臓逆位であっても特に病気がないなら問題はありません。

また今年も職員検診の時期。右胸心のスタッフの心電図とりまーす。