AIのアシスト使用が前提となっていく

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AI禁止というのはわかるのですが、一方でAIでの恩恵が便利であれば、禁止していると遅れていくというか。遅れていくというのもやや扇情的であるならば、非効率とかって感じですかね。このあたり結構考えなきゃいけないところですね。

今の肌感覚を書いておきます。

AIのアウトプットがある程度わかる人が使う前提

まず前提がこれです。例えば事業企画書を作ったり事業をやったことがあると。そういう人が「AIに事業計画書を書いてもらう」ことで、そのアウトプットを吟味できます。判断できます。

明らかにおかしいとか、または実践的ではないとか。そういうのは人間の経験がないと判断できないわけです。実際には、明らかにおかししものは減ってきているというか使い方次第かと。

事業計画を書いていってアイデアを人が出してそれに肉付けしつつ、というところをざっと最後にまとめるというのは使えます。その要約や分解を何度も人がやるとまず人はかなり疲れますから。例えば1万文字の文章を要約してください、といって再度書いてまた見直して、再度修正してというのはやったことがある人は時間がかかることは想像できるはずです。しかも500文字でとかだと、さらに困難で、どれを削るか、見出しはどうするか。誰に伝えるか。

そういうのがさっと出来ると。そこそこ精度が良いならそりゃ使うよねというそういう話なわけです。

AIで人の能力をストレッチできる

やはりここになってくるのかなと。AIをかなりの人が使っていると思いますが、その使い方は色々開発されてきていて、どう根付くかですよね。一方でこれは使えないなとか、まだまだだなといって明らめるというか、もう距離を置いた人もいるかもしれない。

ですが、僕はもっと使えるはずで、良い使い方はあるんじゃないか。おもちゃ箱ではないですが、もっと出来ると思ったほうが色々とアイデアはでるし、実践として知見が積み上がっていく気がします。

プログラミングが近いですね。つまり、何度も同じことをやる、かつ簡単なことなら、それはある程度AIでできそうというのもあるし、あと切り出しとして自分が切り出せるかどうかもありますが。そこをお願いするのがいいと。

それを、一回しかやらないとか、AIがやるには難しいとか、そもそも人でも難易度が高いものは無理かなと(自分が判断できないという意味での難しいこともあまりおすすめしません。分からないことを明確にするならいいですが、AIに教えてもらうとかはありだけど、その時判断出来ない人がAIにやってもらうと、動くけど意味が分かっていないとかになるからですね(笑))

インターネットみたいな普遍的なツールとなっていく

AIはスマートフォンとかインターネットみたいな普遍的なツールとなっていくわけですね。AIがどうもなっていう人は、コンピュータやシステムはまあ、あるわけですよね。無人レジとかセルフレジもそうですし。

最近はATMが止まったとか、決済システムが障害とかのエラーが珍しくないわけで、それで困るわけですよね。便利さを日常で享受しているわけですよね、僕もです。

そうやって当たり前になると、先で言えば要約をする時にAIを使うのは当たり前となると、使わない人は時間がかかる。時間がかかることを否定するわけではないですが、他の研究ややりたいことがればそっちを本来は人がやるべきで、もう要約はある程度できる人が、これ以上要約しても要約スキルとかって身につかないわけで(あえてやるならいいですが)。となると、要約はまあAIでってなっていく。その空いた時間を研究や投資に使えばいいと。

あとは、文体というか、句読点とか、段落の付け方とか、ですます調とか、その人らしい言葉使い、定義の仕方とかでまあ人とは違うのは当たり前なわけです。でも、癖もある程度マスターしたら、というか、原文があって要約ならそのままかなりの正確さでできそうですけどね。

最近は、WebニュースメディアはAI要約記事なんか見たりしますが、そこまで使っていなかったり。ただ、文章が多いとそれもありだろうなと。要約して掴んでってのは、論文のabstractと一緒だと思うので微妙に違っていそうですが、それはおいておいて。そこで求めているものがあるかどうか見切りを付けられるわけですね。

というわけで、AI前提の世界や社会からは多分避けられず、あとはどう立ち回るか。人らしいとか創造的なところもそろそろ何か知見がまとまってくる頃かもですね。
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